1月6日付日経新聞に、京都大学と大阪大学の共同チームの研究が掲載されていました。

それによると、脊髄損傷により餌をつまめないアカゲザルに対して、「RGMa」という神経再生を邪魔するタンパク質の働きを阻害する抗体を投与したところ、2週間後から徐々に手指の機能が回復したということです。

最終的には、餌をうまくとるまでになったとのことで、神経同士がよく繋がり、運動機能が8割以上回復したとみられるそうです。

 

今後ヒトに使用できるようになれば、事故や病気で脊髄損傷を患ってしまった方にとって救いの手になり得ます。

健康情報となると、「あれは良い」「実はこれは言われているほど良くない」というように、効果を証明することが難しいことが多いですが、こういった効果が明確で明るい話題は、希望があって良いですね。

気になるのは副作用ですが、脊髄損傷患者さんにとっては希望の光ですので、今後も研究が進むことを願います。



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鍼灸千壽堂
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