あらかじめ申し上げておきますが、標題は皮肉です。

少し面白い話を聞いたので投稿します。

とある作家が語っていた話ですが、その作家の知り合いが中国で9ヶ月ほど生活したところ、身長が2.5cm伸びたそうです!

別に成長期な訳ではなく、普通に現地生活を送っていたそうです。

その知り合いの奥さんは「中国の食べ物は危ないから食べられない」といって、外食等はしなかったところ、身長に変化はなかったそうです。

どうやら、食品に成長ホルモンが使われているのではないか、ということです。

 

身長が伸びる?!と気になったので少し調べてみたところ、中国産の鶏肉に成長ホルモンが使われているという話題が、各ニュースサイトやインターネットポータルサイトに掲載されていることが分かりました。

例として文春オンラインの情報ですが、中国産ブロイラー(生肉)は輸入禁止になっているものの、火熱処理されたものについては輸入禁止ではないとのこと。

2016年の中国からの鶏肉調理品輸入量はおよそ17万トンに上るそうです。

何と我々も、知らず知らずのうちに成長ホルモンを投与された鶏肉を食べている可能性がある訳です。

インターネット検索では他にも、「1歳児の胸ふくらむ、3歳で初潮」や「6歳児の胸が急成長」など、成長ホルモンが原因と思われる現象を見出しにしている記事が見られます。

 

これを「我が子の成長は早いなぁ」で済ませられるでしょうか、まぁそうはいきませんよね。

冒頭のように、大人でも身長が伸びてしまうこともそうですが、どれも異常事態です。

普通に考えて、身体にとって良い影響とは思えません。

中にはそんな「成長」を希望する人もいるかも知れませんが、実践するにしても自分だけで行っていただきたいものです。

日本に入ってきている中国産鶏肉調理品を見分けることは難しいそうですが、妙に安い鶏肉製品は疑ったほうが良いかも知れませんね。

また、今回は鶏肉の情報のみでしたが、他の食品の安全性についても検証が必要かも知れません。



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