患者さんの中には、腰痛でコルセットや腰痛サポーターを使っている方がいます。

最近テレビでも、バン〇リンの腰痛サポーターがCMで「付けると付けないとじゃ全然違うよ」というセリフとともに紹介されています。

これがあると楽だから、ということで使っているものは他にもあると思います。

例えば痛み止めや下痢止め、頭痛薬といったものや、糖尿病などの生活習慣病に関する薬などがそれに当たります。

確かにどれも無いと困るものではありますが、恒常的に使う事には「?」と思うものもあるのではないでしょうか。

痛みや下痢の原因、腰痛を起こした原因、糖尿病になった原因、これを無視しては根本的な解決にはなりません。

が、いま目の前で起きている症状を抑えるために、対症療法を続けている人のなんと多いことか。

例えば腰痛サポーター、痛みが楽なって以降も再発を恐れて付け続ける人がいますが、常時付けていれば腰を支える筋肉が弱化してしまい、サポーターなしでは生きられなくなってしまう可能性があります。

痛みどめや下痢止めなども、原因を除去すれば薬は必要ないはずですが、ス〇ッパなどを常用している人もいます。

糖尿病に関しては「生活習慣」病です、生活習慣(主に食生活)を見直すことで1型・2型問わず糖尿病が改善した、という話は医師が書いた書籍にも多数見られます。

 

これらの患者さんの意識の中には、「この症状になったらこれを使う」という意識が刷り込まれてしまっており、そこからどう脱却するかを考えることは稀です。

しかし、どれも原因と結果の関係ですので、原因を除去すれば改善するものばかりです。

自分だけではなかなか分からない、という方は当院にご相談いただいても構いません。

薬やサポーターなどにあまり頼りたくない、という意思を馴染みの先生に話して頂いても良いかと思います。

治らないもの、それが無いとダメ、それがあるから楽だしいいや、この考え方を変えて頂くだけで、生活の質が変わる可能性が高いのですから、是非実践してみてください。



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