10月1日に京都大学特別教授の本庶佑さんがノーベル医学・生理学賞を受賞することが決まりました。
基礎研究への資本投下が削られる中での受賞は、今後の基礎研究見直しへの契機になるかもしれません。
本当におめでとうございます。
その後の藤田保健衛生大学での講演で、「21世紀は、免疫の力でがんを抑えられるのではないか」と語られたそうです。
現在、本庶特別教授の研究は、オプジーボという成果に現れています。
その一方で一部では、本庶特別教授の受賞により、今後エセ免疫療法が出回るのではないかと危惧されています。
そもそも免疫とは何かを考えると、自己修復能力であると言えると思います。
そこを意識すれば、本来外部から何かを入れて治すという考えにはならないと思うのですが、それでも薬好きの日本人は、外から効能のあるものを取り込めば治るという妄想に駆られやすいのでしょうか。
当院の考え方も従来から、治療を通して患者さん本人の免疫力を上げることを目的としていますので、21世紀が免疫の時代になる、というよりも免疫が見直される時代になることを望みます。
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鍼灸千壽堂
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