11月26日の東京新聞ウェブ版に掲載されていましたが、国土交通省主導で介護施設での使用済おむつ処理の負担を軽減するために、新たな処理方式を導入するようです。

現状、施設では紙おむつを一般廃棄物として業者に引き渡し、焼却処分しており、収集日まで保管しなくてはならず、悪臭や衛生上の問題に加え、ごみ出しも大きな手間となっています。

まずは、薬品などで分離したし尿を下水道に流せるように、本年度から高齢者施設での実証試験を始め、早ければ2019年度から実用化するそうです。

また将来的には、おむつそのものを機械で細かく砕き、下水に流す方式の実現を目指すとのことで、これは子育て支援にもつなげたい考えのようです。

ただ、下水に流す方式については自治体の理解が必要であり、生ごみ粉砕器の技術を応用した機械で、おむつの紙片が下水管の詰まりや処理場の浄化作業の妨げにならないか検証するとのこと。

その上で、2021年度までに自治体の受け入れ判断に必要な要件をまとめ、2022年度以降の運用が目標にしています。

とここまで記事の内容ですが、いくつか疑問に思う点もあります。

まず、なぜこの話は国土交通省主導なんでしょうか?

確かに下水に関しては国土交通省が関係するかとは思いますが、前述の通りインフラの管理は自治体ですし、介護施設などに関しては厚生労働省管轄だと思うのですが。。。

それと、分離方式って面倒な気がするのですが、今よりも手間が増えないでしょうか?

やゃ首をかしげる面もありますが、確かに粉砕して下水に流せれば楽かもしれませんね。

今後の検証がどのようになるのか、見守っていきたいです。

 

 



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