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※画像は国土交通省発表資料より転載

1月29日の毎日新聞によると、国土交通省が、床付近の温度が低いと高血圧や糖尿病で通院する割合が高くなるとの調査結果を公表したそうです。また、寝室と居間など部屋間の温度差が大きい住宅では、血圧が高くなる傾向があることも判明したということです。

それによると、床上1m以上の温度が16度以上で床付近の温度が15度未満の場合、床付近の温度が15度の時と以上と比べて高血圧の割合が1.51倍、糖尿病の割合が1.64倍になったそうです。

と、ここまでは毎日新聞の情報ですが、国土交通省発表は他にもあります。血圧に関連する発表としては、以下のものがありました。

1. 室温が年間を通じて安定している住宅では、居住者の血圧の季節差が顕著に小さい。
2. 居住者の血圧は、部屋間の温度差が大きく、床近傍の室温が低い住宅で有意に高い。
3. 断熱改修後に、居住者の起床時の最高血圧が有意に低下。

今回の調査は、平成26〜30年の間に、断熱改修を予定する住宅に居住する方4,131人(2,307軒)について改修前の健康調査を行うとともに、当該住宅について既に断熱改修を実施した方1,194人(679軒)について改修後の健康調査を行ったものです。

もう一つ気になった結果は、床上1m以上の温度16度未満で床付近の温度15度未満の場合、それぞれ規定温度以上の場合と比べて骨折・捻挫・脱臼の割合が1.64倍だったというもの。寒い家に住んでいると、骨折などの危険度が増すという結果です。

どの調査結果も、家中が暖かければリスクが低下されるというところに行き着きます。床付近の温度をまんべんなく高く保つのはなかなか難しいですが、当院は総床暖房を入れているのでどうやらクリアしているようです。気になる方は、どんなものかご相談くださればお話しますのでどうぞ。



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