1月21日付日経新聞の記事の内容です。脳内のミクログリアといわれる免疫細胞をターゲットにして、アルツハイマー病を治療する研究が進んでいます。札幌医科大学や京都薬科大学の研究結果として、ミクログリアを用いてマウスのアルツハイマー病進行を抑えたり、記憶障害の改善に成功したとのこと。

従来のアルツハイマー病治療研究では、原因物質とされる「アミロイドベータ」などを減らす研究が主流でしたが、有効な結果が出ていないのが現況です。今後、アルツハイマー病研究はミクログリアを対象にする研究が増えてくる可能性があります。現状はマウスへの実験に止まっていますが、今後進めば臨床研究へと進むことも考えられます。

期待が持てるお話ですね。研究が早期に進展することを願います。



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