朝日新聞デジタルからの情報です。

DR.C医薬(東京)、アイリスオーヤマ(宮城)、大正製薬(東京)、玉川衛材(同)の4社が販売するマスクの効果に、合理的根拠がないという消費者庁から指摘と再発防止の措置命令を受けたとのことです。アイリスオーヤマは既に販売を取りやめているとのこと。

消費者庁によると当該マスクは、マスクに含まれる光触媒の効果によって、花粉に由来するアレルギーの原因となる物質やウイルスが化学的に分解され、体内への吸収を防ぐ効果があるかのように表示していたものの、同庁は「使い捨てマスクで想定される使用時間や環境下では、水と二酸化炭素に分解されるとまでは認められない」と判断しました。

指摘を受けたうち大正製薬は、「今回の指摘は、当社が提出した科学的根拠を全く無視した内容で、合理的なものでない」と反論し、法的対応や措置を検討しているとしているようです。また、DR.C医薬は「表現が事実と異なっていると積極的に事実認定されたものではない」としながら、「今後、より一層適正な表示に努める」としたとのこと。要するに、効果が否定されたわけではないという認識です。玉川衛材も「光触媒効果自体が否定されたものではない」とし、「パッケージの文言の追加や修正を実施するなど、適切に対応する」とホームページ上で見解を示しました。

消費者庁の見解を見ると、一定程度の時間を要するものの、花粉が水と二酸化炭素に分解されるのは事実のようですね。こうなると、気になるのはどれくらいの時間と使用環境であれば効果が現れるのか、を示してほしいですし、そうすれば問題ないのではないでしょうか。まぁ、表示をもう少し気をつけましょう、ということで、目くじらをたてるものでもないということでしょうね。



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