5月23日のNHKガッテンにて、高血糖と物忘れの関係について放映していました。

高血糖になると、体内のインスリンが脳へ回る前に消費されてしまい、脳へインスリンが十分に送られないことで物忘れが起きやすくなるのだとか。

番組では具体的に、以下に当てはまる人は注意が必要としています。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
65歳未満の方 5.7% 以上
65歳以上の方 6.2% 以上

食後2時間後の血糖値 140mg/dL 以上

高血糖によって影響を受けやすいのは、「作業記憶」という 、何か作業をしているときに一時的に覚えている機能が低下することで 起きる物忘れで、料理中にコンロの火を消し忘れたり、目的地に向かう途中でやることを忘れたりするのが、このタイプに当てはまります。

 

最近では、高血糖と認知症についても研究されているそうで、認知症の因果関係の一つとみられているようです。

糖尿病を考えてみると分かる通り、少しの傷から足趾の壊疽が起こるなど、血糖値が高いと身体の免疫機能が低下してしまいます。

受けた傷が治りにくくなる、このことが脳の神経細胞にも関係し、認知症に繋がるのではないかと考えられているそうです。

 

糖分には中毒性がある、という話も時々聞きますが、摂り過ぎないように注意したいですね。



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