11月22日放送のNHKガッテンで、嗅覚が健康に及ぼす問題が取り上げられていました。

曰く、嗅覚は歳と共に機能が低下していくのだそうですが、一般的な下降線よりも落ち込んでしまうと、活動力や運動機能・社会性までが低下するのだそうです。

におい分からなくなると味覚も低下して、美味しく感じなくなり食欲が減ることで、食事量も減り筋肉量も減る、といった悪循環に陥るのだとか。

 

では、どのように対策すれば良いのかというと、対象をしっかりと意識しながらにおいを嗅ぐと良いそうです。

意識することで嗅神経細胞がより活発に活動するので、それによって嗅覚が鍛えられる、ということです。

 

ガッテンで放送されていた内容は上記のようなものですが、他にも応用が利きそうな話ですね。

例えば認知症患者さんの音楽療法のように、嗅覚を使って治療や進行の抑制を行う、などということも出来そうです。

今後も研究が進むことを期待します。



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