今読んでいる本に、今日の標題に対する答えが提示されていました。

とても面白いのでここで紹介します。

 

まず一般的に、子どもの頃の方が一年が過ぎるのが長く、年を取るほど一年が早く過ぎ去るように感じる、と言われますね。

では例えば、窓も扉もなく外界から隔絶された状態で、30歳の大人と3歳の子どもがそれぞれ自分の体内時計の感覚で「一年」生活した場合、どぉなるでしょうか?

なんと、30歳の大人の方が、「一年」が長くなるそうです!Σ(・□・;)

理由は、体内時計の仕組みなんだとか。

 

我々の身体は新陳代謝を繰り返しており、その速度は歳とともに遅くなっていくと言われます。

体内時計の秒針は、タンパク質の新陳代謝速度であるため、新陳代謝速度が遅くなれば、体内時計もゆっくり進むことになります。

すなわち、新陳代謝が遅い大人の体内時間は、子どもよりも時間の流れが緩やかになるということです。

そうなると、一定の時を刻む現実時間の一年は、大人の体内時計ではまだ「一年の途中」となり、感覚的にはまだ途中なのにもう一年が終わってしまう、となるので段々と一年が過ぎるのが早く感じる訳です。

 

ん〜、なんとも面白い話ですね。



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