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大阪医科大と繊維大手グンゼ(大阪市)のチームが開発した素材が、患部に移植すれば半年で半月板が再生し、素材は体内で分解されることを動物実験で確認されたとのことです。来年にも臨床試験(治験)を始め、2022年春の承認申請を目指すとのこと。

チームは、細胞が立体的な組織を作りやすくする「足場」を設ければ、手術で切除した部位を再生できるのではと着想し、グンゼが縫合糸などの用途に開発した無害なプラスチックで、綿状の素材を作りました。この素材を、半月板の一部を切除したブタの膝に移植すると、24週後には、ほぼコラーゲンに置き換わったそうです。チームは、周囲から細胞が入り込んでコラーゲンを分泌したとみています。

グンゼは昨秋、同じプラスチックを使って膝の軟骨の再生を促すシートを欧州で製品化しています。チームの大槻周平・大阪医大講師は「既に使われている医療用素材を応用するため、安全で安価な手法だ」と話しています。

膝に疾患を抱えているのは高齢者やスポーツ選手などが挙げられます。変形性膝関節症の患者さんなど、脚を動かす際膝から「ギギギッ」と骨と骨の擦れる音がするのは、聞いているだけで痛そうで堪りません。こうした方々の悩みに光明が差すのは素晴らしいことですね。



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