毎年冬が近づくと気持ちが落ち込んだり、身体がだるく疲れやすくなったりすることを、俗に「冬のうつ病」と呼ぶそうです。
体内物質のセロトニンが不足することから起こる症状で、3月に入ると症状は治まってくるのだそうです。
最近まで気分が落ち込んでいたりした方は、もしかするとこれが原因かもしれませんね。
この冬のうつ病について、昨年11月13日付日経新聞で紹介されていました。
冬のうつ病、正式名称は季節性情動障害と呼ばれます。
アメリカ精神医学会がまとめた最新の診断基準によると、季節性情動障害は、繰り返し発症する「反復性うつ病」の一種とされ、直近2年間で2回発症し他にストレスなどの要因がなければ、季節性情動障害と診断されます。
日照時間の減少によって引き起こされることから、冬に発症します。
治療としては、日の光を浴びること、このことに尽きます。
その他、高照度光療法や中には抗うつ剤を使う方法も紹介されていましたが、自然ではなくあまりお勧めできるものではありません。
日経記事にも紹介されていた中では、朝1時間ほどの散歩を行うことで、身体もほぐれ日の光も浴びることができるので良いでしょう。
すでに冬のうつ病の季節は終わりに差し掛かっていますが、もしかすると自分はこれに該当するのかも、と思われる方は、次のシーズンから対策を取ってみてはいかがでしょうか。
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