朝日新聞デジタルからの情報です。

テルアビブ大学のタル・デビール教授(生命工学)らのチームが、3Dプリンターで心臓の製作に成功したとのことです。教授らは心臓血管に疾病を持つ患者の脂肪細胞を使い、あらゆる細胞に分化できる幹細胞を作製。細胞の塊などでできた「バイオインク」を作製し、3Dプリンターで心臓の形に積み重ねていきました。プリンターは自動制御で細胞を組み立て、3~4時間で完成させるとのこと。完成した心臓は、大きさ1センチほど。心臓の周囲には主要な血管も再現されています。

今後は培養で組織の成熟を促し、電気信号を与えて拍動させることが目標とのこと。その後、動物実験で実際の心臓移植を目指すということです。

有料情報のため全文は読んでいませんが、どうやら現状はまだ拍動させられていないようです。幹細胞から心臓を分化させるのと、今回のように予め心臓の形を形成して動かすようにするのと、どちらが技術的に先に実用化するか、ということなんでしょうが、そもそも安全に拍動を続けてくれるのでしょうか?現状だとまだ心配ですね。今後の研究の進展に期待したいです。



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